自賠責保険料の決定の仕組み

自賠責保険は、自動車損害賠償保障法という法律によって、自動車を運行する場合は必ず契約を結ばなければならないと定められている強制保険です。
このように、被害者保護のための仕組みとしての公共性がきわめて大きなものであることから、自賠責保険料の決定にあたっては、適正な原価を含みつつも、利潤を出さないような水準にとどめることが原則となっています。
基本的には、事故が発生した際に保険金として支払われる部分のほかは、損害調査費や営業費、代理店手数料などがまかなえる程度の水準により、保険料を設定するということになります。
また、保険料の改定にあたっては、自賠責保険を取り扱っているそれぞれの損害保険会社が自由に決められるのではなく、金融庁に置かれた自賠責保険審議会における議論を通過しなければならないため、保険料が恣意的に高くなるようなことはありません。
このような自賠責保険を実際に契約する場合についてですが、まずは乗用、乗合、貨物といった自動車の用途のほか、普通、小型、軽自動車という車種の違い、自家用か営業用かの区別、次回車検までの期間などによって、いくつかの区分が設けられ、これによって該当する保険料が適用されることになります。

コメントを受け付けておりません。